FAQ

小池(崇)研を希望する学生からのよくある質問

大学院進学者は多いですか.

小池(崇)研では大学院進学を強く勧めています.ある分野でそれなりの知識を身につけるには最低3年(B4 + 修士2年)はかかると考えています.是非,何らかの専門家になって,社会で活躍してください.学部卒ですと,就職活動では,他の文系学科の学生との勝負になります.希望職種によっては,下手をすると他人の土俵で勝負することになります.修士課程で専門知識を身に付ければ,自分の土俵で勝負でき,専門家としての採用が期待できます.

後輩の研究を指導する機会もあります.人に教えることによって,自分の理解も深まりますので,貴重な機会です.また,海外の国際学会で発表する機会も十分にあります.英語を実践的に使う機会ですし,海外の文化に触れるチャンスでもあり,大きく成長できると思います.修士課程の2年間の間に3回国際会議で発表した学生もいます.

研究室の普段のスケジュールを教えて下さい.

普段は週1回のゼミ(2コマ分程度)と,週1回の輪講(1コマ分)です.その他に勉強会(OpenGLやOpenCVの使い方など)も行っています.

ゼミは毎週の研究進捗報告で,A4 2段組1〜2ページの資料の準備が必要です.研究室へは毎日来ることを推奨していますが,時期によっては就職活動があり難しいかと思いますので,研究が進んでいれば構いません.

研究室の年間スケジュールを教えて下さい.

3年生の春学期(7月末)に配属希望投票があります.希望が通ると小池(崇)研配属となります.年によっては,希望者が定員超えることもありますので,事前に小池に連絡してもらうと良いと思います.

夏休み中は新歓も兼ねた(原則全員参加の)研究室の合宿があります.2泊3日です.最初の自己紹介のあと,ハッカソンを行います.2日目の夜までハッカソンが続き,その後は,レクレーションをすることが多いです.2015年の夏合宿では,某8bitゲーム機の有名ゲームの自動プレイで高得点取るというハッカソンを行いました.合宿には原則3年生から参加ですが,希望すれば1年生や2年生でも参加できます.

3年生の秋学期はプロジェクトを履修しながら関連分野について勉強します.プロジェクトとは別に,3年生向けにゼミも行っています(3年生のFDの時間です).早くにテーマが決まれば,3年秋学期から研究を始めて,早い時期から学会などで発表することも可能です.

12月にはSIGGRAPH ASIAの学生ボランティアとして参加する学生もいます.SIGGRAPHはCGやインタラクション技術の世界トップの国際学会で,そこでのボランティアは非常に良い経験になります.

遅くとも,3年生中には研究テーマを決めて,4年生では卒論を進めます.

4年生は,春学期はIVRC (国際学生対抗バーチャルリアリティコンテスト)に応募する学生もいます.

4年生の5月半ばに特講での発表があり,6月に着手申請書を提出します.10月始めには中間発表があります.1月始めには抄録を提出し,1月後半には卒論の提出と発表があります.良い成果が出れば,3月の情報処理学会大会,電子情報通信学会大会,他各種研究会で発表することができます.4年生の夏に日本バーチャルリアリティ学会の大会で口頭発表した例もあります.

どんな科目を取ればよいですか.

どのような研究分野を希望するかにもよりますが,一般論として,数学と物理(古典物理)をしっかりやっておくと良いです.数学も統計学まで含めて勉強しておいてください.また,プログラミング量も比較的多くなりますので,プログラミングをしっかりやっておいてください.実装する上では,様々なデータ構造やアルゴリズムが出てきます.本学部の授業では主にJAVA(現在はPython)を使ってますが,CやC++が使えるようになっていると良いです.また,小池(崇)の分野では,論文はほとんど英語で書かれていますので,英語の論文がしっかり読めるようになっていることが必要です.

分野によっては,エレクトロニクスや,機械学習,化学といった知識も必要になりますが,必要に応じて勉強してもらえれば良いと思います.学部3年までしっかりと勉強していれば,大抵の(新しい)専門科目を勉強するスキルが獲得できていると予想されるからです.新しい分野を勉強できる力が重要になります.

また,どの分野でも,作文技術は大事です.「理科系の作文技術」始め,良い本が沢山出ていますので,いくつか目を通しておくと良いでしょう.いずれにせよ,専門基礎科目をしっかりやっておいてください.研究に必要な専門科目は研究室所属後でも十分に習得可能です.

どんな研究をしていますか.

大きく分けて,CG,VR/AR,食メディア,コンピュテーショナル・カメラ/ディスプレイの4分野の研究をしています.それぞれ3名前後が関わっています.ただし,内容はオーバーラップすることも多いですし新領域の研究分野に挑戦することも可能です.

なお,研究成果については積極的に発表して頂いていますが,情報処理学会の学生奨励賞をはじめ,研究会等でも多数,表彰されています.良いテーマで真面目に時間をかけて取り組んだ学生は何らかの形で外部評価を頂いています.